ペットの遺骨と保管方法

火葬後のペットの骨はどのくらいで土に還りますか

ペットの遺骨をいつかは自然に還してあげよう。そんなことを考えつつも自宅にずっと骨壺を置いたままにしている方も多いのではないでしょうか。

最近ではご火葬後のご遺骨をお手元に置かれ、お気持ちが落ち着いてから遺骨をお庭の木の下に埋葬されたり、お墓をつくって埋めてあげたりする方も多くいらっしゃるようです。

これから先、万が一お骨を唯一管理できる自分に何かあったら…。

他の家族や親戚は同じように遺骨を大切にしてくれるだろうか…。

自然への埋葬や散骨には、こういった不安を残さなくて済む供養の方法と言えます。

 

私共ではご火葬にお伺いした際に、いずれは埋葬をお考えのご家族様から

「(遺骨は)どのくらいで土に還るの?」

「埋葬ってどうすればいいの?」

との質問を受ける場合がございます。その際にご家族様へお話させていただいている方法などを含めご紹介できればと思います。

お骨を土に還すにはどのくらい時間がかかる?

ご火葬後のペットちゃんのご遺骨が土に還るまでの時間は、4年以上はかかると言われています。

埋葬する環境やペットちゃんのお骨の大きさ(骨格)にもよりますが、

粉骨パウダー加工

ペットの遺骨のパウダー加工を依頼する

できるだけ早く土に還してあげたいのであればお骨を細かくしてあげてから埋葬するとよいでしょう。

ペットのお骨を自分で粉骨することも可能ですが、

ご自身でご遺骨を細かくされることに抵抗のある方は弊社にてご遺骨をパウダー状に加工することも可能ですので、相談ください。

 

 

また、私が粉骨パウダーをした理由、しなかった理由の記事ではペットのご遺骨を皆さんがパウダーにしようと思った理由やしなかった理由についてのお話をご紹介していますので読んでみて下さい。

お骨を埋める場所はどこがいい?

・ご自宅の庭

・山や自然の多い公園

・生前のペットちゃんのお気に入りの場所

など、亡くなったペットちゃんを安らかに弔える場所がよろしいかと思います。

ペットちゃんのご遺骨を埋葬することは法的に問題はありません。

自分の私有地であればトラブルになることもほとんどないでしょう。

但し、他人の私有地、公共地などでは勝手に埋めず許可を取りましょう。

穴を掘って埋葬する

穴の深さは約30㎝くらいは掘りましょう。
火葬されているので、土葬ほどは掘らなくても大丈夫ですが、

雨などの侵食で表面の土壌が晒されてもお骨が見えない程度には埋めてあげましょう。

遺骨を骨壷から出して埋葬する

骨壷が陶器の場合、骨壷に入ったままご遺骨を埋葬してしまうと土に還るまで倍以上の時間がかかってしまいます。

お骨は骨壷から出して直接土に埋葬するのがよいでしょう。

抵抗がある場合は化学繊維が使われていない布や和紙などでお骨を包んでから埋葬されるとよろしいかと思います。

埋葬後の骨壷、骨袋の処分の仕方ってどうしたらいい?

埋葬後のお骨壷、骨袋をどうしたらよいのか迷うことがあるかと思います。

あくまで容器であって、容器に霊が宿っているワケではありませんから、安心して各個人で処分できます。
お住いの自治体の決まりに基づき分別して処分いただくのがよいかと思います。

ゴミとして処分するのも気持ちが進まないという方は

遺品供養やお炊き上げしてくれるお寺にお願いするのも良いかもしれません。

 

そよふくでは土に還る木製のお骨箱をご用意いたしております。

木製素材を使用した、当店オリジナルの埋葬用骨壷です。

骨壷のままご自宅のお庭などに埋葬していただくことができます。

骨壷には、お花の形をしたシードペーパーが付いております。

お花型のシードペーパーには花の種子が埋め込まれており、埋葬時の目印に土の表面に植えれば、芽を出しお花が咲きます。

 

下記の記事にはペットちゃんの火葬後のご遺骨のお取り扱いについても詳しく書いておりますのでご覧になってみてください。

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