恐竜のような神秘的な見た目と愛らしい表情。基本的に大きな声で鳴くこともないのでアパートや集合住宅などにおいても飼いやすいことから、最近ペットとして飼う人が増えているトカゲ。
ペットショップでも専門のコーナーが設けられ、様々な種類の爬虫類を飼育できる機会も多くなりました。
トカゲと一口に言っても、種類によって大きさや食性、性格も異なり、弊社でも、フトアゴヒゲトカゲ、ヒョウモントカゲモドキ (レオパ)、アオジタトカゲ、ヤモリ、カメレオン、イグアナなど様々な子のご火葬の依頼をいただいております。
温厚で手にのったり、餌をねだったりとかわいらしい姿をたくさん見せてくれたトカゲちゃんに万が一があった時に…。
調べてみると犬や猫のことは詳しく記載してあるけれど、トカゲちゃんなどの小さなペットの火葬については詳しい情報が無くて不安という方もいらっしゃるかと思います。
本記事ではトカゲの火葬やご葬儀についての詳細をご説明いたします。
トカゲの火葬は受け付けてもらえる?
はい、安心してご依頼くださって大丈夫です。
そよふくでは今までに、フトアゴヒゲトカゲ、ヒョウモントカゲモドキ (レオパ)、ヤモリ、カメレオン、イグアナ、その他爬虫類や両生類においては、コーンスネーク、亀など多くの子達の旅立ちをお手伝いさせて頂いております。
お身体の小さなトカゲちゃんに関しましては、ご火葬の際にご遺骨が風圧で飛ばされてしまわないように細心の注意を払ってご火葬させていただいております。
今までで一番お身体の小かったトカゲちゃんのご依頼では体重3gのとても小さな子でしたが、お骨も無事残り、ピンセットを使ってご家族様に拾っていただきました。
また、完全個別火葬ですので、合同火葬の様に他のペットちゃんとお骨が混ざることもございません。
どんな種類のペットちゃんであっても愛情を持っていれば家族であり大切な家族の一員です。
弊社ではトカゲちゃんをはじめ、全てのペットちゃんのご火葬を責任を持って丁寧に執り行わせていただきます。
亡くなってしまった場合、火葬までの間どうやって安置する?
悲しみや驚きの中での処置はお辛いことと思いますが、まずはお気持ちを落ち着かせて、トカゲちゃんのお身体を適切な場所に安置しましょう。
お亡くなりになってからの爬虫類のお身体の傷みの進行は、哺乳類以上に早いといわれています。
そのため、迅速な処置を行って適切に安置をしてあげることが大切です。
蓋がついた箱や、ラッピングボックス、収納ケースなどをご用意なされると良いと思います。
そこに、そっとお身体を寝かせていただくのですが、ご安置をしてご火葬までの間にお時間をおく場合や、夏場などは、下に保冷剤を敷くと良いでしょう。
結露した保冷剤の水滴でお身体が濡れてしまわないよう、保冷剤はキッチンペーパーなどで包んで使用してください。数時間ごとに替えてあげることも忘れないようにしましょう。
保冷効果を高めるためと、窓から侵入してきた猫などにお身体を連れて行かれないために、蓋をして安全に安置しましょう。
差し支えなければ冷蔵庫や冷凍庫でご安置いただくのもひとつの方法です。
詳しいご遺体の安置の仕方についてはこちらの記事で詳しくご説明しておりますのでご参考になさってみてください。
今までにトカゲの火葬を実際に依頼された方
今までにインコちゃんやハムスターちゃんなどの、多くの小動物のご火葬の依頼をいただき対応させて頂いております。
もちろんトカゲを含めた爬虫類やヤモリちゃんなどの両生類、エキゾチックアニマルのご依頼もいただき実績もございます。
お骨上げの際はご遺骨をご覧になられたご家族様より、
「心配でしたがしっかりと骨が残って安心しました。」
「お骨が拾えて良かったです。」
と、安堵のお声をいただき、再ご依頼もいただいております。
そよふくではトカゲちゃんやヤモリちゃんを火葬した方のご様子の一部を「訪問火葬日記」に記載しておりますのでよろしければご覧ください。
トカゲの骨壷のサイズや種類、料金は?
トカゲちゃんの場合、お身体の大きさによりますが、体重が300g未満程度、生前のお身体のサイズが尻尾を含めずに片手のひらサイズであれば1.5寸程度の小さなお骨壷にご遺骨を納めることが可能です。
1寸は、3.03cmなので、1.5寸というと手のひらで包み込める位の大きさです。
(お身体の大きな子は3寸~のお骨壷もございます。)
料金においては業者によって、火葬料の他に移動出張料や骨壷料、覆袋料などが別途になっている場合があるので依頼前によく確認するとよいでしょう。
そよふくの料金プランは「火葬料+ご遺骨をお納めいただく骨壷・覆袋+その他の無料サービス」を全て含んだ税込総額表示です。
詳しくはそよふくの料金表からご覧ください。
そよふくではトカゲちゃんのご火葬後のお骨は、当店でご用意しております可愛いお骨壷のなかからお選びいただき、お納めさせていただきます。
お骨壷はご供養の仕方によって木製・陶製の2種類から無料でお選びいただけます。
お手元でご供養をされる場合は、陶器製のたまご型骨壷にお納めしてご返骨させていただきます。
後日、お庭などに埋葬をされる場合は、そのまま土に埋めることが可能な「花咲く木製骨壷」にお納めして、ご返骨させていただきます。
自治体に遺体引き取りをお願いすることは可能?
ほとんどの自治体で引き取りは可能ですが、火葬の方法や火葬後の遺骨の取り扱いについては様々です。
自治体での火葬は、民間のペット専門の火葬業者や葬儀業者、寺院等に比べると安価に対処はできますが、行政によっては一般廃棄物として扱われ、ゴミと同じ扱いをされてしまう所もございます。
経済的な面も考慮しなければいけませんが、手厚いご供養をお考えの方やご遺骨の返骨を希望される方などは、
小動物専用の火葬場や個別での火葬を執り行う自治体は少なく、十分に確認してからご依頼することが重要です。