クリクリのつぶらな瞳、愛らしい表情が魅力のモルモット。長年ペット用として改良されてきたモルモットは、鳴き声が大きくないことやアパートなどでも飼いやすいことから、近年、初めてペットを飼われるお子様や女性にも人気があるようです。
臆病で警戒心が強い性格ながらも、慣れてくると鳴き声を出して甘えてきたり、名前を呼ぶ声に反応するなど、コミュニケーションを取ることができ、かわいらしい姿を見せてくれます。
種類においては毛の色や毛質の組み合わせによって、世界には100種類以上も存在するといわれています。日本のペットショップでは、主に11種類のモルモットをペット用として取り扱いがあり飼うことができます。
その中でも、人懐っこい性格で飼いやすいことから、イングリッシュモルモットとアビシニアンモルモットの2種類が人気があるようです。
毎日愛らしいしぐさで癒してくれたモルモットちゃんが万が一、お亡くなりになってしまったら…。
インターネットで調べてみると犬や猫のことは詳しく記載してあるけれど、モルモットちゃんなどの小さなペットの火葬については詳しい記載が無くて不安という方もいらっしゃいます。
本記事ではモルモットの火葬やご葬儀についての詳細をご説明いたします。
モルモットの火葬は受け付けてもらえる?
はい、安心してご依頼くださって大丈夫です。
弊社では実際に、モルモットちゃんやチンチラちゃんなど、小動物の旅立ちをお手伝いさせて頂いております。
お身体が小柄なモルモットちゃんに対しましては、お骨が風圧で飛ばされないよう状態を確認しながら細心の注意を払って、風圧や火力を調節しご火葬を行います。
比較的小型の火葬炉のため、小動物のご遺骨でもしっかりと残すことが可能です。
また、完全個別火葬ですので、合同火葬の様に他のペットちゃんとお骨が混ざることもございません。
弊社ではモルモットちゃんをはじめ、小さなペットちゃんのご火葬も丁寧に、責任を持って執り行わせていただきます。
亡くなってしまったモルモット、火葬までの間どうやって安置する?
モルモットちゃんが亡くなった際、悲しみや驚きで慌ててしまうかと思いますがお気持ちを落ち着かせましょう。
火葬までの安置方法として、モルモットちゃんのお身体を適切な場所に安置しましょう。
蓋がついた箱や、ラッピングボックス、収納ケースなどをご用意なされると良いと思います。
そこに、そっとお身体を寝かせていただくのですが、安置をしてご火葬までの間にお時間をおく場合や、夏場などは、下に保冷剤を敷くと良いでしょう。
お腹やお頭の下を重点的に冷やしてあげると良いでしょう。
結露した保冷剤の水滴でお身体が濡れてしまわないよう、保冷剤はキッチンペーパーなどで包んで使用してください。数時間ごとに替えてあげることも忘れないようにしましょう。
保冷効果を高めるためと、窓から侵入してきた虫などから守るために、蓋をして安置しましょう。
詳しいご遺体の安置の仕方についてはこちらの記事で詳しくご説明しておりますのでご参考になさってみてください。
今までにモルモットの火葬を実際に依頼された方
今までに鳥類、爬虫類等、多くの小動物のご火葬の依頼をいただき対応させて頂いております。
もちろんモルモットちゃんやハムスターちゃんのご依頼もいただき実績もございます。
お骨上げの際はご遺骨をご覧になられたご家族様より、
「こんなに骨が残ると思っていなかったのでお骨上げができて良かったです。」
と、安堵のお声をいただいております。
そよふくではモルモットを実際にご火葬されたご家族様の様子をホームページ内の「訪問火葬日記」に記載しておりますのでよろしければご覧ください。
モルモットのような小動物でも遺骨はきれいに残るの?
モルモットちゃんのような小動物でもご遺骨は綺麗に残りますのでご安心ください。
例えば、モルモットちゃんのご遺骨で特徴的なしっかりとした“歯”も、ちゃんと残ります。
リスやハムスターと同じげっ歯類に分類されるモルモットちゃんは、幅広く先端のするどい歯(門歯)を持っています。
門歯は1対ずつ、計四本の歯が上下のあごからしっかりと生えていて、色々なものをかみ切るのに役立っています。この歯は生え変わることなく、一生伸び続けます。硬いものをかじることで自然に削れる子もいればご家族様が伸びすぎないように削ってあげられている子もいらっしゃるようです。
愛情注がれお育てになられたモルモットちゃんの「歯」も弊社ではきれいに残してお骨を拾っていただくことが可能です。
モルモットちゃんの大切な生きた証。お骨上げの際に小さな遺骨を形見としてカプセルなどにとっておかれる方もいらっしゃいます。
ペットちゃんのお身体の状態にもよりますが、綺麗にご遺骨を残してご火葬することができますのでご安心ください。
モルモットの骨壷のサイズや種類、料金は?
モルモットちゃんの場合、小さな子であれば小動物用のお骨壷に、通常のサイズの子であれば3寸のお骨壷にご遺骨が納められます。
1寸は、3.03cmなので、3寸というと直径約9㎝ 高さ約10㎝手の大きさです。
料金においては業者によって、火葬料の他に移動出張料や骨壷料、覆袋料などが別途になっている場合があるので依頼前によく確認するとよいでしょう。
そよふくの料金プランは「火葬料+ご遺骨をお納めいただく骨壷・覆袋+その他の無料サービス」を全て含んだ税込総額表示です。
詳しくはそよふくの料金表からご覧ください。
そよふくではモルモットちゃんのご火葬後のお骨は、無料で選べる可愛いお骨壷からお選びいただき、お納めさせていただきます。
お骨壷はご供養の仕方によって木製・陶製の4種類から無料でお選びいただけます。
モルモットを火葬せずに埋葬しても大丈夫?
あまりオススメはできませんが、ご自宅や私有地への埋葬でしたら法律的には問題はありません。
埋めて時間が経過すると腐敗して臭いを発することもありますので、私有地であっても近隣に迷惑をかけないような場所を選ぶことは必要です。
また、火葬をせずに埋葬した際に注意が必要となるのは、野生動物による掘り返しです。
キツネやタヌキなどの野生動物によって、せっかく埋葬したペットちゃんが掘り起こされて持ち去られてしまったり、無残な姿で発見されるのはとても悲しいことと思います。
土葬をされる場合、土はできる限り深く掘り(30~50cm程度)、掘り返されないように埋める対策が必要です。
土葬しようか火葬しようか悩まれているという場合には埋葬される周辺環境や引越しや転勤などのご家族様の生活条件に今後変化がないかなど、充分に話し合いをされてお決めになられると良いかと思います。