愛らしい動き。優しいまなざしと美しい羽色、可愛い鳴き声でたくさんの人を癒してくれるインコ。
毎日を癒してくれたインコちゃんがもしも亡くなってしまったら…。
インターネットで調べても犬や猫ことばかりでインコちゃんなどの小さなペットでも火葬してもらえるだろうか心配という方もいらっしゃいます。
本記事ではインコの火葬やご葬儀についての詳細をご説明いたします。
インコの火葬は受け付けてもらえる?
安心してご依頼くださって大丈夫です。
今までに、セキセイインコ、オカメインコ、コザクラインコ、ボタンインコ等、多くのインコちゃんや小鳥ちゃんの旅立ちをお手伝いさせて頂いております。
弊社では実際に、下記の種類のインコちゃんのご火葬を執り行わせていただきました。
◆セキセイインコ
特に人気の高い種類です。
セキセイインコには「並セキセイ」「高級セキセイ」「大型セキセイ」の3種類がいますが、大きさは10~20cmほどです。
グリーン、イエロー、ブルーの3色の羽色をしていることが多く「ノーマル」といわれます。中には「グレー」「バイオレット」の経音色を持つ個体もいて、色の組み合わせは5000種類を超えるといわれています。
毎日話しかけてあげると、飼い主さんの言葉や口癖を覚えるようになり、会話を楽しむこともできるようになります。陽気で好奇心旺盛、人懐っこく、飼い主さんだけでなく様々な人と仲良くできる性格です。
◆コザクラインコ
コザクラインコは、別名「ラブバード」とも呼ばれています。2匹で育ててあげると、大変仲の良い姿を楽しむことができます。
色鮮やかな羽の色と眼のまわりのアイラインが特徴です。体重はおよそ50gの中型インコで体はずんぐりと愛らしい体形をしています。
セキセイインコとは違いあまりおしゃべりが得意ではありませんが、甘えん坊な性格のところがあります。飼い主さんがほかのことに気を取られてかまってあげないでいると、わざと気を引こうといたずらすることも見られるようです。好奇心旺盛で色々なことに興味を示すインコです。
◆ボタンインコ
ボタンインコもまた、「ラブバード」と呼ばれる種類のインコでつがいで飼われると、とても仲の良いカップルになるようです。
黄色やオレンジ、黄緑がまじりあったカラフルな羽の色、赤いくちばしと目の周りに生えた白いアイリングが特徴です。
コザクラインコと比較されることが多いボタンインコですが、コザクラインコの体長が16~17cm程であるのに比べて、ボタンインコは体長14~15cm程と、コザクラインコに比べて体が少し小さめです。
元気で愛情深く、パワフルな性格が多いです。
◆オカメインコ
オカメインコは、名前にインコとついてはいますが、オウムに分類されている種類の鳥です。名前からもわかるように、黄色いお顔に丸いオレンジ色の模様が特徴です。
ボタンインコやコザクラインコより、尻羽が長いため大きく見えますが体重はおよそ95gの中型インコです。
性格は繊細な部分もありますが、非常に我慢強く、マイペースで甘えることが好きな穏やかな性格をしています。
他の小動物のペットちゃん達と比較して、
鳥類はお身体も軽いため、ご火葬の際にはご遺骨が風圧で飛ばされてしまわないように細心の注意を払ってご火葬させていただいております。
また、完全個別火葬ですので、合同火葬の様に他のペットちゃんとお骨が混ざることもございません。
どんな種類のペットちゃんであっても愛情を持っていれば家族であり大切な家族の一員です。
弊社ではインコちゃんをはじめ、小さなペットちゃんのご火葬も責任を持って丁寧に執り行わせていただきます。
亡くなってしまったインコ、火葬までの間どうやって安置する?
悲しみや驚きの中での処置はお辛いことと思いますが、まずはお気持ちを落ち着かせて、インコちゃんのお身体を適切な場所に安置しましょう。
蓋がついた箱や、ラッピングボックス、収納ケースなどをご用意なされると良いと思います。
そこに、そっとお身体を寝かせていただくのですが、安置をしてご火葬までの間にお時間をおく場合や、夏場などは、下に保冷剤を敷くと良いでしょう。
結露した保冷剤の水滴でお身体が濡れてしまわないよう、保冷剤はキッチンペーパーなどで包んで使用してください。数時間ごとに替えてあげることも忘れないようにしましょう。
保冷効果を高めるためと、窓から侵入してきた猫などにお身体を連れて行かれないために、蓋をして安全に安置しましょう。
差し支えなければ冷蔵庫や冷凍庫でご安置いただくのもひとつの方法です。
詳しいご遺体の安置の仕方についてはこちらの記事で詳しくご説明しておりますのでご参考になさってみてください。
今までにインコの火葬を実際に依頼された方
今までにハムスター、爬虫類等、多くの小動物のご火葬の依頼をいただき対応させて頂いております。
もちろんインコを含めた鳥類のご依頼もいただき実績もございます。
お骨上げの際はご遺骨をご覧になられたご家族様より、
「こんなにしっかりと残ると思いませんでした。」
と、安堵のお声をいただいております。
そよふくではインコを実際にご火葬されたご家族様の様子をホームページ内の「訪問火葬日記」に記載しておりますのでよろしければご覧ください。
「くちばし」の遺骨はきれいに残るの?
インコちゃんなどの鳥類のご遺骨で特徴的な部分が“くちばし”です。
丸みのあるお頭と共に残るくちばしは、生前のペットちゃんの面影を感じさせてくれます。
また、胸の部分“胸骨”は他の細かいご遺骨と比べて大きく、存在感がある特徴的な形のお骨です。
ペットちゃんのお身体の状態にもよりますが、綺麗にご遺骨を残してご火葬することができますのでご安心ください。
インコの骨壷のサイズや種類、料金は?
インコちゃんの場合、通常1.5寸の小さなお骨壷にご遺骨が納められます。
1寸は、3.03cmなので、1.5寸というと手のひらで包み込める位の大きさです。
料金においては業者によって、火葬料の他に移動出張料や骨壷料、覆袋料などが別途になっている場合があるので依頼前によく確認するとよいでしょう。
そよふくの料金プランは「火葬料+ご遺骨をお納めいただく骨壷・覆袋+その他の無料サービス」を全て含んだ税込総額表示です。
詳しくはそよふくの料金表からご覧ください。
そよふくではインコちゃんのご火葬後のお骨は、当店でご用意しております可愛いお骨壷のなかからお選びいただき、お納めさせていただきます。
お骨壷はご供養の仕方によって木製・陶製の2種類から無料でお選びいただけます。
お手元でご供養をされる場合は、陶器製のたまご型骨壷にお納めしてご返骨させていただきます。
後日、お庭などに埋葬をされる場合は、そのまま土に埋めることが可能な「花咲く木製骨壷」にお納めして、ご返骨させていただきます。
お別れの際にのご家族様が一緒に添えられていたもの
インコちゃんの旅立ちの際にご家族様がお供えされていた物の一部をご紹介いたします。
・キビ、アワ
・小松菜
・リンゴ
・おにぎり
・ドーナツ
皆様、虹の橋へ旅立ってからもお腹いっぱい食べて欲しいとの願いを込められて、愛情いっぱいに生前のインコちゃんの好物をお供えしているご様子でした。
ただ、「キビ」などのシード類はご火葬後燃え残ってしまうことが多いので、火葬炉への納め過ぎには注意が必要です。