大切なペットを亡くされたあと、「ふと、そこにいるように感じた」「何度も夢に出てきた」など、科学的には言い表せない不思議な体験をしたという方の話をよく耳にします。
また、私自身もペットを亡くした後に体験した不思議な出来事がありました。
ここでは、私自身の体験談や、弊社でペットちゃんのお見送りをされたご家族様、当店のスタッフから聞いた不思議な体験のことを書きたいと思います。
「こんな経験をした人もいるんだなぁ」「私も似たような体験をしたなぁ」など、
宗教的な考え方や科学的な根拠の有無とは関係なく、気軽にお読みいただけたら嬉しいです。
家族の夢の中を転々とした愛犬の話
これは、私自身が経験した不思議な体験でした。
愛犬が亡くなった翌日、家族そろっての火葬が終わり、家族は皆悲しみの中におりました。
「夢でもいいから会いたい・・・」
そう思いながら毎晩眠っていましたが、翌日も、2日経っても、3日経っても愛犬は一向に私の夢には出てきてくれません。
ようやく4日目、愛犬が若いころの姿で、私の夢の中に出てきました。
私は泣きながら目を覚まして、しばらくの間ぼーっとしていました。
すると、朝早くから離れて暮らす母から電話がありました。
「火葬が終わってから3日間連続で、ロック(愛犬)はお母さんの夢に出てきたのに、今日ぱったり出てこなくなった。あなたのところに行かなかった?」
愛犬は、家族の夢の中を転々としていたようです。
最期を看取った母のところに3日間お礼に行って、そのあと私のところにきてくれたのだと思いました。
「どうしてお父さんのところには来ないのかな?お父さんも最期看取ったのにな」
とその話を聞いた父が少し悲しんでいました。
愛犬は男の子でしたので、母の次に私のことが好きだったんだな、と思って余計に愛おしくなった出来事でした。
四十九日になぜか猫の髭が机に
猫ちゃんを見送られたご家族様からのお話です。
飼っていた猫ちゃんを見送られたあと、その方のご自宅では、その後猫は飼っていなかったそうです。
悲しみに暮れていた中、訪れたその子の四十九日。
ふと机の上に目を遣ると、
なぜかそこに猫の髭が1本落ちていたそうです。
「服にたまたま付いていたのが落ちたのかとも考えたのだけれど・・・亡くなってから1か月以上も経っているし、それも考えにくいんです。本当に不思議でした。」
とおっしゃいっていました。
四十九日を機に、何かをご家族様に伝えに来てくれたような、メッセージを感じる出来事だったそうです。
危険を夢で知らせてくれる守り猫
地域や世代にもよるのかもしれませんが、飼っていた猫が亡くなると、その人の「守り猫」になるという言い伝えがあるそうです。
ある日、ご主人様が昔飼っていて亡くなった猫が夢の中に出てきて、にゃーにゃーと鳴いて何かを一生懸命訴えかけていたそうです。
何を伝えようとしているのかわからず目が覚め、不思議に思っていると、その後不運にもご主人が事故に遭われケガを負いました。その後も何年かに一度、身内の方にご不幸がある前やアクシデントの前には、必ず猫ちゃんが何かを訴えに夢に出てくるそうです。
一方で奥様は、以前に見送ったとても可愛がっていた飼い猫が夢に出てきたときのお話をしてくださいました。
夢の中では、いつものようにおトイレやごはん、お水のお世話をしたハズなのに、
「トイレがない、水がない、ごはんがない」
と猫が訴えかけて鳴いていたそうです。
不思議な夢を見たなぁと思い、翌朝になって近所のおばあちゃんに“今朝方、こんな不思議な夢を見た”と話をしたら
「猫はその家の守り猫になる。何か起きるのかも知れないから気を付けていなさいね。」
と言われたそうです。
その2日後に起きたのが、東日本大震災でした。
猫ちゃんが警告してくれていた、まさに「トイレがない。水がない。ごはんがない。」という状況になったそうです。
ご夫婦が経験されたどちらの出来事も、今となっては「気を付けて」と猫ちゃんたちがメッセージを発してくれたかのように感じられる、不思議なエピソードだったそうです。
時として起きる、説明のつかないペットとの不思議な出来事
前述したような、ペットを亡くしてから起きた不思議な出来事。
このほかにも、お伺いするお話の中には
・亡くなった後もいつものように足音や首輪の鈴の音が聞こえた
・ふわっとその子の影のようなものが見えた
・火葬中に、すぐそばにその子の姿が見えていた
ということも。
「ふと思い起こせば・・・」と、お心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それが本当にペットが起こしてくれたことなのか、本当のところは誰にもわかりませんが、強く強く想うからこそ心の奥底で聞こえている音や、逢いたいと思う気持ちが、音や形になって家族の方に感じられるのかもしれませんね。
科学的に証明のできないことですから、このような話を話した相手方によっては「幻聴・幻覚だ」「気のせいだ」などの言われてしまい、にわかに信じられないという反応をされることもあるでしょう。
ですが、不思議な体験をした家族自身が、その体験によって気持ちが救われたり、心の支えになればそれで良いのです。
誰にでも共感できるわけではないその経験は、ペットを愛し、想い続けているからこそなのではないでしょうか。
皆様からこんな不思議体験をしたというお話があれば、
下記コメントからぜひご紹介ください。
まさに、私にも愛犬を亡くしたあとに不思議な出来事がありました。
亡くなったのは先住犬だったのですが、付かず離れずの関係だったもう一匹の同居犬(今も健在です!)が、やたらと先住犬の仕草を真似るようになりました。
それまで、そんな仕草をしたことがなかったのに…乗り移ってる??と家族で話していましたが、次第に真似仕草はしなくなりました。成仏したってことなのかなぁ?^_^
何だったのか、今でも不思議です。
この度は、コメントのご投稿誠にありがとうございます。
とても不思議な出来事でしたね!
ご家族様が先住犬ちゃんを亡くされお寂しいご様子を感じた同居犬ちゃんは、ご自分が先住犬ちゃんの代わりにと、真似てみたのでしょうか?
同居犬ちゃん、とってもお優しいお子さんですね。
先住犬ちゃんを亡くされ、ご家族様皆様、お悲しみも深いことと思います。
先住犬ちゃんのご冥福を心よりお祈りしております。
同居犬ちゃんも寂しさを感じられていたのでしょうね。これからもたくさん可愛がってあげてください。
ご家族様皆様が先住犬ちゃんの思い出を大切に、笑顔で過ごされるよう虹の橋から見守っていてくれていることでしょう。
これから暑くなって参りますが、どうぞご体調崩されることの無いよう、ご自愛ください。
2017年6月15日4才4カ月で虹の橋に旅立った空豆ちゃんふくふくやまさんで手のりっこを作っていただきました 亡くなって毎日悲しみにくれていて空豆ちゃんに似ているロシアンちゃんを飼うためにブリーダーさんを探し子猫ちゃんが産まれたら連絡をお願いしました 9月22日に子猫ちゃんが産まれましたと連絡いただいたその日は私の誕生日で空豆ちゃんが亡くなって100日目でした 亡くなった子は10年たつと産まれかわってくると聞いていたのですが私が毎日悲しみにくれていたので100日目で産まれかわってきてきたのではないかなと思いました ブリーダーさんからお迎えしたロシアンちゃんは空豆ちゃんに顔もそっくりで仕草もそっくりです
この度は、コメントのご投稿誠にありがとうございます。
お返事が遅くなり大変申し訳ございません。
空豆ちゃんのご冥福、心よりお祈り申し上げます。
そして、ロシアンちゃんとの運命的なご縁、空豆ちゃんも嬉しく感じておられることでしょう。
てのりっこに空豆ちゃんのお姿と思い出を思い重ねられ、ロシアンちゃんとの新しいたくさんの思い出をつくって欲しいと願います。
空豆ちゃんもそっと背中を押してくれることでしょう。
これから暑くなって参りますが、どうぞご体調崩されることの無いよう、ご自愛ください。
昨年の大晦日に腎不全のため20歳で天寿をまっとうした三毛猫のさくらが旅立ちました。突然のお別れで心の整理がつかず、しばらく泣いてました。
20年間ずっと一緒に過ごしたので、かなり辛かったです。
それで泣きながらお別れの挨拶が言えなかったので、冷たくなったさくらの前で伝えました。
すると、年明けの0時過ぎに鈴の音が聞こえました。
それは生前さくらが着けていた首輪の鈴の音だと直ぐにわかりました。
しばらくも泣いてたりすると、爪を引っ掻くおとや階段を昇り降りする音、枕元でふとさくらがいた気配がしました。
きっと悲しんでる私を心配で見に来たと思います。
さくら姉さん 様
コメントを寄せてくださってありがとうございます。
さくらちゃんからのメッセージのようにも感じますね。
大切な子を見送られて、悲しさや辛さのあまり幻聴が聞こえてしまったのではと不安になられて心が疲弊してしまうご家族様もいらっしゃいます。
そんな中、さくらちゃんのご家族様のように不思議なことを実際に体験された方のお話は、幻聴や幻覚ではなく、その子からの大切なメッセージとして前向きに受け止められるきっかけになることと思います。
貴重なお話をありがとうございました。さくらちゃんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
1日の朝、19歳の犬を無くしました。
数日で亡くなる事は悟っていました。
でも私はみんながいる1日だといいな、それまで頑張れるかな、と思っていました。
明日も目を覚ましてねと声を掛け、寝ました。
朝、皆がいる時にかすかに鳴いたので抱いていたらそのまますうっと眠るように行きました。
抱かれるのを待っていたみたいに。。
そして今日市営の斎苑に連れていき、火葬はよその子と明日一緒に。
寝たきりで右ばかり下にしていた子で、左を下にするのを嫌がる子でした。
でも床ずれの心配から右ばかりには出来ず最後は嫌がっても仕方なく、左を下にして寝かせる事もありました。
死の2.3日前から私の右上半身や胸のあたりがズキズキ痛んでとても辛かったのですが、亡くなった時から不思議と急に痛みが無くなりました。
もしかして今まで痛かったけど、亡くなってあの子が楽になったって事だったのかな。
まだ夢には出て来ないけれど、無事に虹の橋に行けますように。。
ママ様
貴重なコメントをお寄せくださいましてありがとうございます。
ご長寿のワンちゃんの介護、ご家族様も大変お疲れ様でした。大切に育ててもらって、きっと幸せな生涯だったのではないでしょうか。
ご家族様のお身体の痛みと、生前のワンちゃんのご様子、リンクした不思議な出来事ですね。
ご家族様とワンちゃんとの、深い深い心のつながりを感じます。
ワンちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。