優しいまなざしと美しい羽色、可愛い鳴き声でたくさんの人を癒してくれるインコ。
小柄なセキセイインコや文鳥などの小鳥もいれば、大型のオウムやフクロウなど、ペットとして飼われる鳥類も様々です。
卵から孵って間もなく育て始めた方もいれば、成鳥になってから家族に迎え入れた方もいらっしゃることでしょう。
飼うのが難しかったり、鳥類を診られる獣医さんを探されたりと、鳥類と暮らすご家族様も様々な工夫をされながら暮らしていることと思います。
大切な家族として暮らしてきたインコにもしものことがあった時、後悔なくお見送りができます様、ご用意をなさるために、お役立ていただける情報となればと願っております。
1.インコが亡くなった場合、そちらに火葬を依頼できますか?
「うちのセキセイインコが元気がないのですが、もし亡くなった場合、そちらで火葬をお願いできますか?」
インコちゃんにもしもの事があった時、事前に調べておこうと、この様なお電話をくださる方もいらっしゃいます。
お話をお伺いすると、インコちゃんを初めとする小鳥ちゃんはお身体も小さいので、火葬してお骨を残すことが出来るのか心配だったそうです。
また、他の犬猫ちゃん達の葬儀と同様に大切に扱って貰えるのかなどご不安を抱えてお電話くださったご様子でした。
弊社では今までセキセイインコを始めとして文鳥、十姉妹、ボタンインコ、コザクラインコ、オカメインコ、フクロウ、ハト等、たくさんの小鳥ちゃん達の旅立ちのお手伝いをさせて頂きました。
ご安心下さい。
しっかりと残ったご遺骨のご様子を見て皆様安心してお帰りになられています。
「そよふくでは、インコちゃんをはじめ、小さなペットちゃんのご火葬も責任を持って丁寧に執り行わせていただきます。
2.皆さんはインコを火葬しているんですか?
皆さんはインコや小さな子を火葬しているんですかとご質問を受けることもございます。
ご火葬をされることに決めたご家族様は、
「昔はよく、公園や裏山に亡くなった動物を埋めていましたが、今回は火葬することにしました。」
「埋めることに抵抗があって、やっぱりちゃんと火葬してあげようと家族で相談して決めました。」
など理由は様々ですが、実際、大切に飼われていたインコちゃんが亡くなった際、近年は直接の土葬は少なく、ご火葬をされる方がとても増えている傾向にあるようです。
マンションやアパートなどの集合住宅で飼われていた方にとっては、土葬や埋葬をするお庭やスペースが無いという理由もご火葬をされる理由のひとつです。
お庭や、埋葬のための十分なスペースがある方でも、お身体をそのまま土に埋めると他の動物に掘り起こされてしまう場合があり、それをお心配される方や、心理的にそのままの埋葬にご抵抗がある方が、火葬をして弔うというご選択をなさっています。
3.インコが亡くなったらする旅立ちの準備は?
まずは、お気持ちを落ち着かせて、インコちゃんのお身体を適切な場所に安置しましょう。
蓋がついたお菓子の箱や、ラッピングボックス、収納ケースなどをご用意なされると良いと思います。
そこに、そっとお身体を寝かせていただくのですが、安置をしてご火葬までの間にお時間をおく場合や、夏場などは、下に保冷剤を敷くと良いでしょう。
結露した保冷剤の水滴でお身体が濡れてしまわないよう、保冷剤はキッチンペーパーなどで包んで使用してください。
保冷効果を高めるためと、窓から侵入してきた猫などにお身体を連れて行かれないために、蓋をして安全に安置しましょう。
ご葬儀に際しては、少量のお花や、食べていたフード、お野菜、お手紙などをご用意されるご家族様もいらっしゃいます。
4.インコをちゃんと火葬してくれる火葬場の探し方は?
インコちゃんをご火葬されるにあたり、まずは地域にある火葬業者へお電話にてお問い合わせをされることと思います。
その際、「インコの骨も残りますか?」と小鳥ちゃんの火葬の実績があるかを確認をされると良いでしょう。
他のペットちゃんと一緒に火葬をする「合同火葬」か、1匹ずつ火葬をする「個別火葬」かによっても、お骨が残るかどうかは変わることと思います。
体重40kgを超えた超大型犬も火葬ができる火葬施設ですと、火葬時の熱風で小さなお骨が飛んでしまう場合もありますので、火力や時間を調節して、インコのお骨もきちんと残してもらえるかどうかを確認すると安心かと思います。
訪問ペット火葬そよふくは、インコちゃんをはじめ全てのペットちゃんを個別にて火葬させて頂いております。
そよふくの火葬炉は、自動車に搭載された中型の火葬炉です。
小さいお身体の子の場合も火力や時間を十分に調節しながら、慎重にご火葬をさせていただきます。小さなお骨もしっかりと残すことができますので、ご安心してください。
個別での立会い火葬ですので、他のペットちゃんのお骨を混ざってしまうこともありませんので、ご安心してご火葬をご依頼ください。
5.火葬後のお骨はどうしたらいい?
ご火葬後のお骨をどのようにご供養されるかは、ご家族様ごとにお考えも様々です。
しばらくは手元で安置する「手元供養」や、お庭などの土地にご遺骨を埋葬する方法、海洋散骨をする方など、本当に様々です。
お骨のご供養の仕方は、一緒に育ててこられたご家族皆様がご納得される方法を取られることが、その子にとっての一番の供養になると、私どもは考えております。
お気持ちが落ち着かれてから、ゆっくりとご検討なさってください。
そよふくでは、ご供養の方法によって、2種類の小動物用お骨壷をご用意しております。
手元供養をされる方向けの「埋葬用の「花咲く木製骨壷」(左)と、たまご型陶器製骨壷」(右)です。
小動物のご火葬をされた方には無料でお選びいただけます。
ご依頼いただいたご家族様からのお声
娘同然に可愛がってきた愛鳥とのお別れから、
大変お世話になり、
病気が見つかってから、あとは本人がどこまで頑張れるか…
宣告から5ヶ月。
日曜日で家族全員が揃っている中、旅立ちました。
前日まで変わらなかったので、
最後まで本当によく頑張
りました。
闘いきった彼女の生きる姿勢に、様々教えてもらいました。
我が家は転勤族なので、プランター葬も検討していましたが、
実家の犬の火葬経験はありますが、
電話での対応から最後まで、
当日はとても寒かったのですが、
また体も小さく骨も細いので火葬後の状態が少し心配ではありまし
きちんとした形で残っていて、
おかげで悔いなくお別れすることができ、
ありがとうございました。
まだまだ寂しさはつのりますが、
セキセイインコ (チコちゃんのご家族様より)